2022.08.30
YOUの強さ「褒められたことは忘れる。批判的な意見こそ、ちゃんと聞きたい」
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工夫次第で多彩な表情を見せてくれるふろしき。正式な場での使用はもちろん、ファッションやインテリアアイテムとして使うこともできます。ふろしき文化や基本の結び方をマスターしたら、無限のアレンジを楽しんでみましょう。
風呂敷専門店 「むす美」の広報を務める山田悦子さんに、今回は、さまざまなシーンに華を添える、ふろしき活用術を教えていただきました。
基本的な結び方を覚えてトライしてほしい、ギフトラッピングの応用編をご紹介します。
解くのが惜しく感じるほど愛らしい「花包み」。その名の通り、箱の中央に花が咲いたようなデザインで、パッと華やかに仕上がります。
①包むものを中央に置く。
②手前と奥の角同士を箱のトップで合わせ、根本をしっかりと握る。右の角の先端を持ち、箱の側面を整えながら握っている手の後ろにまわす。
③2を前方に持ってくる。
④左の端も右と同様に後ろに回し交差させ、前方に持ってきた左右の端をたぐりよせた根本に巻きつけ、手前で真結びする。
⑤4で上方向に伸びた部分を手前と奥に倒し、まず奥の先端から5cmほどのところをつまみ、中心の穴に差し込む。
⑥手前の先端も5と同じ要領で差し込んで花びらをつくり整えて完成。4で結んだ真結びは葉に見立てる。
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お祝いの場にふさわしいお酒のプレゼント。ふろしきで包めば、持ち運びがしやすいうえに、周りと差がつくおしゃれなギフトに。瓶中央の結び目にメッセージカードやドライフラワーなどを挿し、さらにアレンジを加えるのもおすすめです。ワインボトル1本なら二巾(約68㎝)、一升瓶なら二四巾(90㎝)が最適な大きさ。
①瓶を中央に立てて置く。
②手前と奥の角を瓶の口元で真結びする。左右の角を持ち上げ、瓶になるべく沿わせながら後ろに回す。
③2の左右を瓶の後ろで交差させ、手を持ち替える。手前に回しながら瓶を寝かせて安定させ真結びをする。瓶を起こし、真結びを整える。
④瓶の口元の真結びの結び目を1つをほどき、くるくると左右反対方向に先端までねじっていく。
⑤ねじった両端で真結びをし、持ち手をつくって完成。
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ハレの日を祝うためにデザインされたむす美の「ハレ包み」は、広げた時や包んだ時の美しさまで計算されており、花包みにぴったりです。写真の「花包み」は水引きを、「瓶1本包み」は七宝をイメージしたふろしきを使用。日本の慶事の代表色である紅白がモダンな印象を与えます。
ヨガマットなど長さのある筒状のものを運ぶのに便利なふろしき使いです。写真のように肩に掛けやすいよう輪の大きさを調整することもできます。見た目の可愛さだけでなく、利便性まで考えられている。ふろしきの結び方にはたくさん知恵が詰まっています。
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むす美の「アクアドロップ」シリーズは撥水加工が施されており、アウトドアやレジャーで大活躍! 約100cmの大サイズながら、かさが低いので荷物が多いときも邪魔になりません。雨の日に持ち物を包んだり、レジャーシートとして使うなどさまざまなシーンで役立ちます。
一枚の布から広がる無限の可能性に胸が高鳴りませんか? 今回ご紹介した結び方を応用しながら、ぜひ自分だけのオリジナルなふろしき使いを見つけてみてください。
むす美
https://www.musubi-online.com/
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